音楽と読書とゲームと。
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http://www.mediaworks.co.jp/users_s/d_hp/new/sinkan.php#9
同作者の前作『扉の外』は、先へ先へと読み進ませる力、すなわちオモシロさ、が異様に鋭い作品でした。
さて今回はどうだと思って読み始めたわけですが、
期待に違わず、ザクッと読み終えることができました。
同作者の前作『扉の外』は、先へ先へと読み進ませる力、すなわちオモシロさ、が異様に鋭い作品でした。
さて今回はどうだと思って読み始めたわけですが、
期待に違わず、ザクッと読み終えることができました。
それにしても、ネタが黒い……。
株でバトル……するのはいいけど、その株の実体が人間だったり(ある意味人身売買)、
資金がないから自分を担保にして借りてたりとか、黒すぎです。
借金で破滅するライトノベル主人公なんてのも、たまにはいいかもしれないですけども。
でもそんなにドロドロした雰囲気は、なし。
破滅する人間の心理描写が薄いせいかな。そのへん個人的にはちょっと物足りない。
あとは主人公のナビゲータ役がクールなロリータ、つまり分かりやすい萌え記号なこともあるかな。
そういう雰囲気があまり出ないように、工夫してるのかもしれませんが。
続刊しそう。
学園異能ものっぽい設定もあり、その辺りが今後活かされてくるのかな。
殴りあうみたいな直接バトルにはならなそうなので、いわゆる学園稲生バトルものとはちょっと違った味わいになりそうな予感。
小説とはあんまり関係ないけど、イラストレータ、個人的にすき。
おんなのこの絵がやらかそうだから。
絵の点数が少ないのが残念。
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