音楽と読書とゲームと。
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私の男/桜庭一樹
私=腐野花と、私の男=腐野淳悟の、ゆがんだ愛?の話し。
異様にどろどろしい。
私=腐野花と、私の男=腐野淳悟の、ゆがんだ愛?の話し。
異様にどろどろしい。
花と淳悟のべたべた度合いは、二人が血縁だってことも相まって非常に気持ち悪くて個人的にはとても好き。
心地いい気持ち悪さ。字面的には矛盾してるけど(キモカワみたいなもの?)。
だけど、それよりも、二人の周りに位置する登場人物たちの寂しさのほうが印象的。
花と淳悟が二人の世界に自閉してるから、周りのどんな声も、行動も、なんだかすごく空虚で切ないかんじ。
冒頭に花の結婚話(もちろん相手は淳悟ではない)が来るけどぜんぜん幸せになれそうな感じがしなかったりとか。
桜庭一樹、と言えば少女を描くひと、という印象が強かっただけに
冒頭で花が25歳、といわれたときはおやっと思ったけれど、
どんどん過去に遡っていくのですね。しまいには少女を越えて幼女に達した。なんか安心した。
心地いい気持ち悪さ。字面的には矛盾してるけど(キモカワみたいなもの?)。
だけど、それよりも、二人の周りに位置する登場人物たちの寂しさのほうが印象的。
花と淳悟が二人の世界に自閉してるから、周りのどんな声も、行動も、なんだかすごく空虚で切ないかんじ。
冒頭に花の結婚話(もちろん相手は淳悟ではない)が来るけどぜんぜん幸せになれそうな感じがしなかったりとか。
桜庭一樹、と言えば少女を描くひと、という印象が強かっただけに
冒頭で花が25歳、といわれたときはおやっと思ったけれど、
どんどん過去に遡っていくのですね。しまいには少女を越えて幼女に達した。なんか安心した。
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